待望の中国式鍼灸治療解禁...2013年5月より (中国鍼、日本鍼)


赤ちゃん整体か 赤ちゃんマッサージか それともベビーマッサージか
呼び方はいろいろ
とにかく 赤ちゃんは気持ちがいい!!

発育が気になる赤ちゃんを、電車や駅、公園や道でよく見かけます。

髪の毛がまばらで、一本ずつ「ツンツン」立っている状態で、とても気になります。「かんの虫」が強いということはあまり聞かなくなった今、発育不良や栄養不良の子はなくなったわけではありません。

子供もたくさんのツボがあります。たた成人よりサイズが小さいだけのことです。 子供はツボの刺激にとても敏感で、その効果が見る見るうちに現れます。赤ちゃんは特に敏感です。

写真を見てみてください。赤ちゃんはとっても気持ち良さそうでしょう。まず母親が来院したが、赤ちゃんも気になったことがあったため、母親に連れられ来院しました。もちろんその赤ちゃんの調子がよっくなりました。でも母親の気がつかない所にも効果が現れました。一回の施術を受けた後、一日一回しか出ないの大便が、その日は七回も出ました。お母親がびっくりされました。赤ちゃんは大人と同じ、ウンコが出るのは一日一回でよいと思っていたらしいんです。

だが、もっと驚いたのは私のほうです。なぜなら、誤解されたからだの生理は世間の常識なのです。

いうまでもなく、消化系の不調が成長発育に大いにかかわるものです。赤ちゃんのからだがとても単純で、食べるとすぐに便が出ることは普通なので、大便の回数が少ないと、栄養の消化吸収は大いに悪影響が出てしまいます。

中国伝統医学において、便通の状態は成人も小児も赤ちゃんも注意すべくものです。「六腑以通為用」が人体の正常生理状態です。つまり、六腑が中空の内臓で、その内容物が常に流れていなければなりません。滞ることが異常です。六腑は胃、小腸、大腸、膀胱、胆、三焦とされています。

胃、小腸、大腸はいわゆる消化系に属すものです。飲食物が口から取り入れ、「精華せいか」つまり栄養分を胃腸で消化吸収し、「糟粕そうはく」つまり残りの廃物を肛門から排出します。口から肛門へ、上流から下流へ、滞りなくことは正常の生理状態です。特に赤ちゃんのような幼児の場、大便が出なければ、消化系の内容物が滞り、成長に必要な栄養の消化吸収が妨げられることになるでしょう。

ゆえに、中国伝統医学(中医学)の小児科において、便通の良し悪しはもっとも重要な指標のひとつだとされています。しかも、私の施術実践の中、幼児の便通が良くなることはもちろん、小児や赤ちゃんが驚異の成長力を引き出すことができました。

忘れられない症例があります。十数年前のことです。

生まれて数ヶ月の赤ちゃん、生まれつき小腸が細く、2、3ミリの太さしかないと診断されたそうで、おっぱいが必要のままにめません。両親が心配でいろんなところに連れていて診てもらい、いずれも仕方がなく観察するしかないとされました。赤ちゃんの父親は たまたま私の知人の部下だった縁で、私のことを紹介してあげました。若い両親がわらをもつかむような気持ちで赤ちゃんを知人の家に連れてきました。母親に抱かれた赤ちゃんが非常に小さく、元気がなかった様子でした。実のところ、私も初めてこういう症例をみるので、自信満々ではなかったです。試しながら、赤ちゃんのおなかを手でまわすように軽くやさしく摩ることをしました。赤ちゃんが気持ちよさそうな顔と目つきで私を見つめていました。「この人がよくしてくれているんだ」と、不思議に赤ちゃんがわかているような顔をしていました。信用してくれているようなその顔が、私に自信をくれました。その家族が遠く住み、通え切れなさそうのため、私が赤ちゃんの母親にマッサージの仕方を教えました。その日帰宅した赤ちゃんがウン子が出ました。ご両親が驚きました。その母親が忠実に毎日マッサージを実行しました。赤ちゃんの便通がよくなり、食が少しずつ増え、少しずつ元気になり、時々知人から伝えてきました。あの時の赤ちゃんが元気に育ち、今家業を手伝っているそうです。

面白い症例がもうひとつあります。 生まれて一ヶ月の弱い赤ちゃんが、自分で大便の排泄ができないということです。その若い母親が必ずティッシュで赤ちゃんの肛門を刺激して、排便を誘うとのことです。このような赤ちゃんが大勢いるそうです。以前四川省のパンダ飼育所で、パンダの赤ちゃんの肛門を飼育員がやわらかいもので刺激して排便を誘うことを見たことがあるので、思わず笑ってしまいました。まさか人の赤ちゃんもそうなのか、当時の自分が無知でした。母親がその方法を産婦人科でおそわったそうです。 では、やってみましょう、と、赤ちゃんを整体のベッドに寝かせ、お腹を軽くさすることにしました。一分間も立たない内に、「ぷぷぷぷぷー」と、たくさんのウンコが出た音が部屋の中に響きわたりました。その場にいる赤ちゃんの祖父母も母親も仰天しました。オムツをひろげてみると、たくさんの深い緑色のウンコで、臭かったです。ベビーフードを食べさせているので、ウンコが緑でした。 それ以来、肛門を刺激することをやめ、軽くお腹をさすることにすれば出るそうです。

赤ちゃんに信頼の出来る施術してあげることは、とっても楽しいことです。気持ち良さそうでうっとりした赤ちゃんの顔を一度みれば、こっちまで癒されます。

また、子育てはとっても体力のいる仕事ですので、出産したばかりのお母さんも、私の施術を受けた方は、体調の回復はとっても早くなります。

つい最近のことで、産後に小水出なくなって、導尿しかない状態で、とっても困った若いお母さんがいって、週二、三回かよって、わずか三週間で完璧に回復した例もありました。